Daily Practice · 日々の行

一日一分、鏡を拭く。

読むだけでは、鏡は磨かれません。
道具も信仰も要らない、暮らしのなかの小さな実践を三つ。
今日から始められます。

Position · 行の位置づけ

教えが、毎日の身体に落ちる層。

明鏡学の教えは、五つの層でできています。
いちばん深くに一源があり、そこから三鏡が立ち、鏡を磨く指針として七原則が説かれ、七原則を暮らしの作法に割ったものが二十一の磨き
そして、その最下層にあるのが、この日々の行です。
最下層とは、いちばん軽いという意味ではありません。
どれほど深い教えも、この層を通らなければ、毎日の身体には落ちてこない――教えと暮らしが実際に触れ合う、ただひとつの層という意味です。
書を閉じたあとの朝の一分、夜の一行。
ここにあるのは、そのための小さな入口です。

When You Pause · 続かないときは

続かないときは。

行が途切れるのは、誰にでも起こることです。
よくある二つの問いに、短くお答えします。

Q 1
三日、空いてしまいました。

途切れは失敗ではありません。
行は積立ではなく、毎朝新しく始まります。
空いた日数を数え直したり、取り戻そうとしたりしなくて大丈夫。
翌朝の一分から、また始まります。
Q 2
夜型で、朝の時間が取れません。

時計の朝でなくて構いません。
守るのは「一日で最初に画面を見る前の一分」。
起きるのが昼でも、あなたの払暁はそこにあります。
難しい日は、夜の記銘帳の一行から入るのでも構いません。
Founder's Words · 始祖の言葉

心が濁った日ほど、鏡の前に立つのが億劫になる。

散らかった机と同じである。
だから一分でよい。

― 石川詩音

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