Kimeicho · 記銘帳

記銘帳。

一日一行。
今日の恩・約束・気づきのうち、いちばん残したい一つを、消えない場所へ。
記憶こそが、あなたです。

記憶こそが、あなたです。

記憶を手放すことは、自己を手放すことです。
忘れないように思考を反復することで、
あなたの自己の輪郭がはっきりと浮かび上がります。

― 七原則「記銘」原句

なぜ、書くのか

七原則の一つ「記銘」は説きます。
記憶こそが、あなたであると。
日々は放っておくと流れ去り、感じたことも、受けた恩も、決めた約束も、薄れていきます。
書くという小さな行為が、流れ去るものをせき止め、自己の輪郭をなぞり直します。

長く書く必要はありません。
むしろ一行だけがいい。
たくさん書こうとすると続かず、続かなければ意味がありません。
今日いちばん残したい一つを選ぶ――その「選ぶ」こと自体が、心を整える稽古になります。

記銘帳の、つかいかた

朝の払暁の行で置いた「今日の磨き」を、夜にひとこと振り返る。
あるいは、今日受けた小さな恩を一つ。
うまく書こうとしなくて構いません。
誤字も、走り書きも、そのままで。
これは、あなた以外の誰にも見せないものです。
人に見せる前提をなくすと、はじめて本当のことが書けます。

紙で付けるなら、型はひとつ

紙の手帳やノートで付ける場合の型は、ひとつだけです。
日付、一行、そして任意で原則タグ。
たとえば「七月十四日/今日の恩を一つ。
/#慈愛」のように、行の頭に日付、続けて一行、余白があれば七原則のどれに触れた日かを書き添えます。
タグは省いて構いません。
帳面も筆記具も、手元にあるもので十分です。

書けなかった日は、空欄でかまいません。
空欄も記録です。
空いた頁を破ったり、書き直したりする必要はありません。
翌日の一行から、また続きます。

Examples · 記入例

たとえば、こんな一行。

上手な文である必要はありません。
日常の小さな一つで十分です。
恩・約束・気づき、それぞれの例を挙げます。

「今日の恩——駅の階段で、荷物を持ち上げるのを手伝ってくれた人がいた。」
約束
「今日の約束——寝る前に、机の上のコップだけは流しへ戻す。
今日は守れた。」
気づき
「今日の気づき——湯呑みを両手で持つと、飲むのが少しゆっくりになる。」

つらい状態や不調が続くときは、ひとりで抱えず、医療機関や専門家へご相談ください。

Web Kimeicho · ウェブ記銘帳

ウェブで、付けられます。

学徒登録(無料)で使えるウェブ記銘帳。
続けやすい仕組みを整えています。

01

一日一行

その日の一つを、短く記す。
カレンダーで、続いた日が静かに積み上がっていきます。

02

原則タグ

七原則のどれに触れた一日か、任意でタグ付け。
後から、自分の傾きが見えてきます。

03

誰にも見えない

記した内容は、運営を含め、あなた以外の誰からも見えません。
書き出し(テキスト)も自由です。

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紙でもアプリでも構いません。
まずは、今夜の一行を。

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